【極上の音色を楽しむ。】江戸風鈴「篠原風鈴本舗」へ行く!

都営新宿線瑞江駅から徒歩15分。篠原風鈴本舗は、静かな住宅街の中にあります。いつもの調子で、「こんにちは〜」とお邪魔すると「いらっしゃいませ」ととても丁寧な接客!職人さんばかりで、「無愛想」と、勝手に思っていたので(笑)。
お邪魔してびっくり!なんていい感じなんだ〜。

江戸風鈴の工房は東京にふたつしか無く、今流通している安価な風鈴は、中国製も多いことも教えて頂きました。

とても丁寧。そして凛とした女性社長の篠原さんに色々江戸風鈴に付いて勉強させて頂きました。

▼外観

江戸風鈴とは
*名称の由来*
昭和40年頃、二代目篠原儀治は先代から受け継いだガラス風鈴を「昔の東京すなわち江戸」で「江戸時代と同じ製法で作られている」という理由から「江戸風鈴」と名付けられたらしいです。

「江戸風鈴」という名称が篠原儀治のブランド名ととして生まれ、今でも儀治の承諾を受けた篠原裕、篠原正義、そして、その一門だけが江戸風鈴の名称を使用出来るわけです。

それ以前はガラス風鈴,あるいはビードロ風鈴などと呼ばれていましたが、「江戸風鈴」はブランド名としてその一門だけが使えるブランド名です。(商標登録済み)
一個一個が手作りですので、同じ形・同じ柄でもそれぞれ異なる音がします。

*江戸風鈴の製造所*
現在、篠原風鈴本舗、篠原まるよし風鈴の合計2カ所だけです。

ひとつとして同じ音色はない、江戸風鈴の秘密
夏の風物詩である風鈴の音色。篠原さんによれば、もともと風鈴は“魔除け”や“縁起物”であったといいます。「江戸風鈴は、熱したガラスに息を吹き込んで膨らませる『宙吹き(ちゅうぶき)』。また、フチの部分をギザギザに仕上げるのも特徴。ひとつとして同じ音色がありません。
▼宙吹き


お邪魔したのが、5月末。今夏の出荷で大忙し!
そんな中、図々しくも工房の中に入れて頂き、「宙吹き」、「口切」、「絵付」を見学させて頂きました。

▼絵付


岩崎商店今年の商店街イベントへ買付を!と、無理をお願いして在庫の少ない中、ご用意をして頂きました。


▼菖蒲と藤

6月7月と阿佐ヶ谷、武蔵小山イベントでは、沢山のお客様から「涼しそうー」「懐かしい」「風情があるねー」「本当だ!ひとつひとつ音色が違う。」
と、大好評で沢山お買上頂きました。

岩崎商店で、8月に江戸風鈴「絵付」ワークショップを開催したかったのですが、今年は、「絵付用風鈴生地」がご用意出来ず断念しました。

来年は、絵付ワークショップ開催しますので、是非ともご参加下さい!

もし可能であれば、篠崎風鈴本舗では工場見学と絵付教室を夏休みの間開催されています。夏の思い出に足を運ばれても良いと思います。 

篠原風鈴本舗体験・見学

住所adress
〒133-0065
東京都江戸川区南篠崎町4-22-5
営業時間:9:00~18:00(12~13時はお昼休みです)
店休日:日曜祝日(不定期にメンテナンス休業あり)
駐車場:乗用車2台分あり